川柳 山旅吟行その2
ヒマラヤ紀行
カトマンズ仏と猿が同居する
霜月にシャブルベンシで見た桜
雪山へランタンの月晧々と
ナムチャムチャ山(4500m)
大崩山、夏木山
朝ぼらけ四駆が並ぶ登山口
湧塚の奇峰眺めて水を飲み
岩峰のロープどっこいしょと登り
二段梯子の難所
大普賢岳
見下ろせばすごい緑がある岩場
行者窟ここは大峰曇り空
山菜のてんぷら和佐又山ヒュッテ
頂上で休憩
白峰三山縦走
二股はシナノキンバイ乱れ咲き
暮色濃く此処は北岳肩の小屋
振り向けば甲斐駒見える中白峰
北岳肩の小屋
知床連峰
オォーツクは初夏斜里岳は凛として
知床の岩累々と羅臼岳
ハイポーズカミイワッカの滝を背に
羅臼岳山頂
常念岳
ご来光槍は薄紅色に映え
横通岳にコマクサ今盛り
汗拭けば合戦小屋に有るスイカ
常念小屋から穂高を望む
磐梯山方面
群がって弘法清水に女生徒ら
夏過ぎて一切経山風の音
山霧の乗鞍岳は摂氏五度
磐梯山頂上
山上ヶ岳
此処からは女人結界朱い橋
陀羅尼助並べて茶屋に朝が来る
宿坊をすり抜けてゆく大峰寺
大峰山の茶屋
恵那山
頂上は奥社の裏で石を積み
紅葉を背に降りてくる峠道
秋の陽は神坂峠でやや翳り
恵那山の紅葉
秋山郷紀行
越前の海へ夕日が沈む宿
鳥甲山爆発のよう紅葉する
屋敷宿岩魚一匹はいる汁
鳥甲山頂上の休憩